空閑俊憲 (くがとしのり) 美術家としての年譜
福岡県出身。福岡県立八幡中央高等学校を卒業後、上京
1966年~79年 詩人・美術批評家瀧口修造の下で書生として学ぶ
1971年 銀座アートギャラリー(東京)グループ展「薔薇薔薇」を企画、参加
田村画廊にて個展 「崩壊」の連作を発表
1973年 「動く画廊」を組織し活動(※団地で100個のキャベツを売るパフォーマンスなど)
1974年 マルセル・デュシャン展を見に初渡米
1975年 田村画廊(東京)にて個展
1976年 架空の画廊「3C123PRESS」を設け個展(東京)
1977年 岡崎和郎作品集<KAZUO OKAZAKI>を発行
(※瀧口修造の協力を得て4年がかりで編集発行する)
1977年~78年
ニューヨークに滞在 自動筆記的ドローイングを制作
ジャスパージョーンズ、河原温、篠原有司男らと交流
1979年 青森美術(青森)、Galerie412(東京)、中村美術(東京)にて個展
瀧口の逝去を機にニューヨークへ移住
1982年 デイビット・ヒッキンボッサムとの屋上パフォーマンス
Words Between:An Eight Hour Line. ~瀧口修造を追悼して~
富山県立美術館 収蔵
1983年 油絵を再び制作し始める
1984年 キャット・クラブ(ニューヨーク)にてグループ展
1985年 ジャスパー・ジョーンズへアルファベットが一文字ステンシルされた葉書を毎日1枚、計53枚送る。
"WHAT IF WE WERE TO START A WAR A LA GERTRUDE STEIN"
~ガートルード・スタイン誕生百年祭を記念して~
Aギャラリー(ニューヨーク)にてグループ展
1987年 ブラックライト・ペインティングを始める
グループ展 "Contemporary Syntax:Light and Density"
ロブソンセンター(ニュージャージー・ラトガー州立大学)
1993年 グループ展 "Ferragosto" ギャラリー128(ニューヨーク)
1994年 グループ展 "PUEBLO NUEVO" ギャラリー128(ニューヨーク)
1995年 グループ展 "KAKEJIKU" ギャラリー128(ニューヨーク)
グループ展 "Ancestors"
アジアン・アメリカン・アートセンター、KENKELBA画廊(ニューヨーク)
グループ展 "Stones & Voices" Stiftung fur konkrete Kunst(ドイツ)
1997年 個展 "Boxology/箱学" ギャラリーサカ(東京)
講義「箱学/ボクソロジー」
2009年7月 日本へ帰国
2011年7月末~2012年5月
彫刻家、岡崎和郎の作品1展を図書館の中に展示、その企画と文を担当する。
2012年7月 洪水企画現代美術小講座 "デュシャンから岡崎和郎へ" (川崎)